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日本各地を巡ります。

気の向くままに旅した記録を載せていきます。

01. 枝垂桜と富士川 - 身延山久遠寺

かねてより訪れたいと思っていた場所
身延山久遠寺 (みのぶさん くおんじ) 」
日蓮宗総本山です。

場所は山梨県 南巨摩郡 身延町
甲府の南西に位置しています。

樹齢400年を数える " シダレザクラ " が見事なのだとか。

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2015年3月28日 (土)
春分を過ぎ 次第に気持ちが華やいでくる頃。
日が昇る前、薄明かりの中を出発します。

JR " 青春18きっぷ " を利用して
片道5時間かけての日帰り旅です。

目的地 最寄りの「身延駅」は、静岡県 富士駅山梨県 甲府駅を南北に結ぶ " 身延線 " の中程です。
今回は、東海道本線 富士駅から身延線に乗り換えました。

東海道本線から一転して 身延線では編成車両数が少なくなり、車内は通勤電車並みの大混雑です。

きっとシダレザクラは今が見頃なのでしょう、乗客の99%は同じ駅で降りるに違いありません。

身動きできない車内で 時を過ごすこと1時間20分。
案の定、身延駅で ほぼ全員が降車します。

駅前のバス乗り場では、久遠寺方面へのバスを待つ人々が長い列を作っていますが、私は歩いて向かうことに。

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まずは富士川 (ふじかわ) を渡ります。

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1時間近く歩き、久遠寺の総門に着きます。

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三門をくぐると…

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急角度の石段「菩提梯 (ぼだいてい)」が現れます。
三門から本堂に至る287段の石段は、日蓮宗の 南無妙法蓮華経 になぞらえて 7区画に分かれており 登り切れば涅槃 (ねはん) に達し 覚りの悦びが生ずるとのこと。

階段を登るのがつらい人は、急斜面の男坂 または なだらかな女坂 で本堂に向かうこともできますが、ここは当然、菩提梯を登ります。

1・2・3… と数えながら 勢いよく登り始めましたが、20段ほどで既に息が上がってきたので 数えるのをやめて 登ることに集中します。

なんといっても1段が高く、足を上げるのも ひと苦労です。

小さな子供を抱っこしながら、手すりにつかまらずに平然と降りてくる人もいます。
この急角度、怖くないのでしょうか…

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やっとの思いで登り切り 振り返ると、この急な石段を登ってきたのだという達成感がこみ上げてきます。

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厳かな気持ちで 本堂にお参りします。

そして、見事に咲きこぼれる枝垂桜。
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境内には樹齢400年を超える枝垂桜が2本あります。
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2本の桜が迎える約400回目の春。
私も共に喜びます。

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山あいの桜も一斉に咲き揃い、春の訪れを告げています。

身延山の山頂 (標高1,153m) に位置する 奥之院思親閣 にはロープウェイで行けますが、今回は断念。
(乗車待ちの人で混雑しており、帰り電車の時間も気になってきたので。)

枝垂桜をいつまでも眺めていたい気持ちでしたが、そろそろ山を下りましょう。

先ほどの菩提梯・三門・総門は通らずに、山里の集落を通って駅に向かうことにします。

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麓に下りてきました。
富士川の支流である 波木井川 (はきいがわ) に沿って歩きます。

ここで、帰り道から少し逸れて 大野山本遠寺 (ほんのんじ) まで足を運ぶことに。
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境内には徳川家康の側室 養珠院 (お万の方) の墓所があります。
養珠院は、紀州藩徳川頼宣水戸藩徳川頼房 の母であり、法華信仰に篤かったそうです。

さて、帰りの電車に乗る時刻となりました。

身延に滞在すること6時間。
山に囲まれ 川が流れる 自然豊かな場所。
日を改めて 再び散策に訪れたい地です。

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JR身延線と並走して流れる富士川は、やがて駿河湾に注ぎ込みます。

身延を訪れた当時の私には、思いもよらないことでした。
後に 自分が東海道五十三次を歩き、富士川下流 (静岡県富士市) を通過することになろうとは…

富士川下流を通過する様子を、姉妹ブログに載せています。
     ↓

tokaido-aruki.hatenablog.jp

00. " 東海道五十三次 " の姉妹ブログです。

 

tokaido-aruki.hatenablog.jp

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既に上記ブログを開設していますが、
東海道五十三次から離れた地域の旅についても記録するため
姉妹ブログを始めました。

旅の日時は順不同、
季節は瞬時に移ろいます。

場所も北から南へと。

ブログの更新は不定期です。